2021.06.10 Thursday
第四部 完

僕は後厄を迎え、先ずは顎関節症になりました
全く咀嚼できなくなり、口を開閉するのも
困難な状況になってしまいました。
原因は、ここまでの精神的なストレスや
疲労を蓄積させている、僕の生活習慣と
寝ている間の歯ぎしりと歯のくいしばりです
僕は何か集中する時や、ここぞという時に
奥歯を噛み締める癖があって
歯医者さんから、プロのスポーツ選手以上に
奥歯の骨が減っていますよと言われ
何か特殊な仕事でも、やっているのですか?
と聞かれました
奥歯を支える骨と歯の間に隙間ができて
歯茎が腫れ、歯の根っこに膿がたまり
ほとんど口が開かなくなりました。
この治療をするのに、週に何度か通うものの
完治するまでに、丸一年
そして、何本もの歯を失いました
さぁこれからが、病気のデパート
まだまだこれくらいでは終わりません。
次は、手足口病にかかり
口の中や足の裏に、腫れや水疱ができて
特に足の裏の腫れが痛み、水疱が潰れ
もう足の裏が腫れ上がり、歩く所の騒ぎでもなく
歩行は完全に不可能で、靴すら履けません
身体はだるく、鉛のように重く
両足には、筋肉を刺すような痛みがはしり
両手両足の爪が痺れるように痛みます
そして一か月後、全ての爪が剥がれ落ちました
そして、身体中に蕁麻疹ができ
さらに、前立腺炎に
そこから〆は、帯状疱疹でした
これらの病気は全て、身体が弱った時に
免疫力の低下から起こる危険信号だそうです
そんなストレスや、疲労の蓄積からかかる病気に
全て一気に、いっぺんにかかる訳です
もう、どこの病院に行って良いのかもわかりません
酷い時期には、病院のハシゴ
満身創痍とは、正にこの事です。
いやはや、恐ろしや厄年
この一年は、本当に辛かった
歯を治療する時の痛みは、自分の想像を超え
気を失うほどの痛みで、もういっそこのまま
なんて事を、ふっと思わせるほどで
手足口病の後遺症の痺れや、爪の変形なども
完治するまでに、暫く時間がかかりました
全て、今までの無理が祟りました
無理をした分は、必ず自分に返ってくる
僕が生きてこその、ぺぺ飯物語
これにて、第四部の終わりとさせてもらいます。
ご愛読いただき、心より感謝申し上げます